4会社に夢や将来性があるか
商品やサービスに独創性があり、将来的にも社会が必要としていることは、会社の成長性にとって重要なことだと考えます。夢や将来性がない会社は、いかに株主価値が割安だとしても中長期の投資には向かないと思います。
夢や将来性を判断するのに、残念ながら具体的数字での判断は困難です。数字は過去のものであり、予測数字も過去のデータから算出されたものが多いからです。
夢や将来性は世間一般から判断するものと個別の会社から判断されます。世間一般からの判断は、ネット・新聞・雑誌・テレビ・本など様々な媒体から配信されたニュースを参考に関連銘柄をネットで検索するのがお手軽です。
個別の会社からの判断は、会社四季報・会社のホームページにある会社説明会資料・有価証券報告書などの閲覧が有効です。読みこなすのは最初大変ですが読み慣れるとだんだん頭に入ってきます。
株主になったあとは、株主総会、会社見学、会社説明会への出席も良いかと思います。なるべく加工された情報ではなく、一次情報に近いものから選んで下さい。
ただし夢や将来性だけで株価が上がるわけではありません。いくら夢や将来性があっても、すぐに業績に繋がらなかったり、急成長したとしても何度も増資を行い既存の株式の利益を希薄化することがある為です。
重要なのはあくまでも投資判断の一部だということを忘れず、総合的に判断して投資を行なっていただきたいと思います。
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